2005-10-21 沖縄県3
今回の旅は沖縄本島が最南の目的地ではない。
まだまだ南へ西へと進む。
有名な場所なら空路や航路の便数が多いが、俺が行きたい所はなかなか予定が組みにくい。
結局いつものように「行けば何とかなるだろう」くらいの気持ちで、週3便の飛行機で一気に与那国島へ飛ぶ事に。
飛行機は40人乗りのプロペラ機。とても小さかった。
那覇空港から1時間40分、石垣島より更に西。
沖縄本島から520kmも離れた島へ到着。

小さな飛行機で小さな空港に降り、何はともあれ西崎へ。
乗り物はタクシーくらいしか見当たらないので歩く事にした。
空港を出ると1本の道があり、ひたすら西へ。GO WEST!



日差しを遮ってくれる物が何もなく汗ばむほどの暑い太陽を浴びながら歩き続ける。
空港の滑走路を目の前にしても飛んでいる飛行機はなく物静か。
道路は行き交う車はあるけれど歩いているのは俺一人。
誰も歩かないのだろう。
舗道はあるものの雑草が伸びまくっている。
しばらく歩くと部落が見えてきて自転車を貸し出しいる店があったので自転車を借りた。
モリこぎして西崎(いりさき)に辿り着いた。

ここは日本の最西端。
北海道札幌市を出発してちょうど1ヶ月での到着。
台湾まで111kmでここから先の海は国境だ。
どぉ頑張っても出発地からここより遠くの日本に行く事は出来ない。
つまりここが俺の旅の折り返し地点!
腰を下ろしいっぷく。


その後自転車に乗っていると「旅人さん?」と声をかけられた。
サトウキビのバイトをしないかと言う話しだった。
やってもいいがすぐ船で帰ると伝えると大変な事を知ってしまった。。。
ちょうどフェリーが検査のため次の出航は来週の金曜日。
一週間も島を出られない。
少し考えさせてと言い、自分で港に行き調べる事に。
数人の島民に聞いても同じ事を言う。
観光地色が薄い最果ての孤島。
無計画もここまでくるとかなりキツイ。。
港に来たはいいがフェリー乗り場が全くどこかわからない。
やっと見つけたその建物は…
プレハブ小屋だった。
しかし誰もいなくてフェリーの事が聞けず、たまたま歩いていたおじさんに話しを聞いた。
何をしている人かわからなかったが「明日、船出すから乗って行くか?」と言われた。
でも朝10時。
この島に来てまだ西崎しか見ていない。
再び来れるとは思えない。
思いっきり2択に悩まされた。
結局明日朝早く帰るのはもったいない気がして、忘れていた宿探し。
なるべく安い宿にしたかったので、たまたま見つけた宿に飛び込みで訪ねた。
1泊2000円。

中に入るとかなりボロボロで居間は今にもゴキブリが出そうなほどゴチャゴチャしていた。
居間には宿主の金髪のお兄さん、茨城から自転車で旅をしている21才の男のコ。
あまり日本語を話せない札幌在住のポーランド人がいた。
素泊まりかと思いきや、つまみ程度のメシが出てきた。
ていうか茨城の人が作っていた。
俺はすぐに溶け込んだ。
なんだかよくわからないけど楽しそう。
やはりこれからの事は焦っても仕方ない。気ままにいこう。
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