81日目~90日目

東北~北海道

2005-12-10 岩手県

81日目
曇りのち雪0℃~-4℃

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今日もまた起きるのが早すぎて日の出前に移動した。
岩手県入りし中学の修学旅行で行った平泉市の中尊寺へ向かった。
着いた時にはまだ日が昇り始めたばかりで、それでも見て周ろうと思ったが金色堂を見るには有料でまだ営業をしていなかった。

しばし車で待機。。。
少し寝たかったが結局そのまま時間がたったので行動開始。
色々見ていてもなかなか昔を思い出せない。
やはり中学の修学旅行は記憶が薄い。

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ここ中尊寺は世界遺産の候補地でもあり、当時のままの物が数多く残っている。
そして金色堂は覆堂と言われる建物の中にあり、その姿は金閣寺に負けないくらい豪華なもの。

俺は金色堂と言う名は覚えていたが、どんな建物だったかすっかり忘れていた。
こんなにインパクトのあるものをどうして忘れるのだろう…。
土産屋を覗いてみると中尊寺と書かれた小判の形をしたキーホルダーがあり昔買った記憶を取り戻した。
どうしてこんなどぉでも良いこと思い出すのだろう…。

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更に北上を始めるとまともな雪が降って来た。
さすがに主要道路の4号線は普通に走れたが周りの景色は白く覆われ完全に雪国へと突入。
花巻温泉へ向かうため4号線を外れるとすぐに圧雪の道に変わった。
まぁ山道じゃない分アイスバーンよりは気が楽だ。

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日帰り入浴が出来るホテルの温泉は12時からだったので、時間潰しに温泉郷の奥にある鍋淵の滝を見に行く事にした。
遊歩道は誰一人歩いてはいなかった。
こんな季節にこんな道を歩く人もいないのだろう。

雪の積もる森林の中を歩くのも高校のクロスカントリーの授業以来だ。
滝は名前の通り大きな鍋蓋のような岩に撫でるように水が流れていた。
ひたすら雪が降り続いていたので俺の体は真っ白。
ホテルに入ると客や従業員に「あなたはドコから来たの?」みたいな目で見られた。


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とりあえず温泉!
露天風呂にも入った。
やはり雪景色を見ながら露天風呂は気持ちがいい!
これで猿も一緒に入っていたら最高だ。

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暖まった所で盛岡市へ。
雪のせいか道なりのせいか渋滞が多かった。

岩手と言えばわんこそば!
もちろん挑戦!

色々説明をしてくれた。
男性の平均は5~60杯らしい。
間違いなくそれ以上食べないと…。

一杯事にかけ声をいれながら、ひたすらお椀にそばが入る。
これから移動もしなきゃいけないのに動けなくなったら困るのでキツくなり始めてすぐに蓋を被せてやめた。

結局180杯。

わんこそば記録の証明書が貰え、更に100杯を超えると手形も貰えた。
いい記念になる!

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なお、最高559杯食べた人がいる。
どんな胃袋してんの?
もしまた盛岡に来たら本気で挑戦してみよう。


外に出て歩いていると体が震えて来た。
街に温度計が表示されていて現在-4℃。
そりゃ寒いよね。。。


■これからの予定

47都道府県は全て制覇した。
このまま真っ直ぐ帰る予定だったが、いつしか旅の延長を考えるようになった。
日本の国土1/5を占め、端から端まで東京~大阪くらいの距離がある北海道を1部しか走らないで終わるのか。
そして沖縄と言う南国に興味を持った分、北国をもっと知りたくなった。
何年も過ごしていたとは言えこの広い大地は簡単に各地に行けるものでもない。
逆に冬の間遠くまで走った事が無く不安が付きまとう。
危険な上に厳しい寒さ。
ずっと悩み続けていて昨日ようやく答えが出た。

なんとかなるっしょ!

計画では要所を周り8日間。
予定通りに行けばゴールは12月19日。
必ず帰って見せます!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#cranky-m
『いやー雪多いね。
こっちはさらっとしかないよ。
雪景色見ながらの露天風呂最高だよね!!
日本人で良かったって思う瞬間の一つだね。
わんこそば180杯食ったノリの胃袋にもビックリですから(笑)
やっぱそうでなくちゃ!!
「何とかなるっしょ!」
ノリらしいよ!
自分が信じて行動すれば必ずいい結果がついてくるって。
せっかく日本1周の旅だもん。誰もが出来る旅でもない。
だからノリが納得出来るよう北海道も周って来い!!
北海道も厳しい寒さが襲って来てるけど道産子なら最後の北海道周ってKWGPに戻って来い。
確かに不安だし危険だよな。
もしかしたらこの旅1番厳しく過酷な旅になるかも知れんからもう1度気を引き締めて。
必ず帰って来いよ!
ノリが無事戻って来る事願って待ってっからぁぁ!!!!』

#cra-cy.g
『俺も中学の修学旅行は岩手だったなぁ。懐かしいっす♪
わんこそば、俺も挑戦したいぞ!
結構自信あるし、ノリと勝負してみたいなぁ。
あとは、運転きおつけて頑張ってなぁ~
北海道もなかなか面白そうだね!』

■cranky-mへ
待ってて下さい!必ず帰るから。
事故ったら熊と一緒に冬眠してるわ!笑)
んでもって春に歩いて帰るよ!
でもcranky-mの料理食わなきゃ行けないから予定通りに帰るよ。

■cra-cy.gへ
わんこそば勝負してみたいね!
俺も1人で食べてたから他人より食べてる方なのかさっぱりわからなかったよ。
あと帰ったら焼酎ね!
この前茨城の人の家でシソ焼酎飲んだよ。
「たんたかたん」ってヤツ。
うまかったけど漢字忘れた。

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2005-12-11 青森県東部

82日目
曇り2℃~-4℃

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青森の八戸港から北海道の苫小牧港までは8~9時間。
明日、朝一で北海道を走り出したかったため夜10時出航のフェリーに乗る事にした。

とりあえず今日も寒すぎて朝3時起き。
そしてまた寝れないので日の出前に八戸市へ向かう。

しかし走り出すと天気が悪く吹雪だった。
かなり雪道の感覚を取り戻したので大丈夫だろうと思いきや峠道へ突入。

怖いのは滑りやすい事じゃない。
街灯ひとつ、建物ひとつ建っていない道は道路もその周りも真っ白。
他は何も見えない。
大粒の雪が思いっきり襲いかかり視界を遮って、自分がどの方向に進んでいるかわからなくなる。
歩道との段差が見えそれだけを頼りに走り続けた。

悪天候の峠道だけは避けたかったのに…いきなり遭遇とは。

なんとか走り抜け街灯のある普通の道に戻り雪も次第におさまってきた。
気疲れなのか寝不足なのか、車の中が暖まって来た分、眠気が襲って来た。

三戸町の道の駅で2度寝した。
今度はしっかり睡眠をとる事ができ、起きるととても天気が良かった。


道路の雪も溶けていて移動再開。
内陸にある盛岡市と違い八戸市は太平洋側にあるので全体的に雪が少なかった。
到着し市街地を見て周った後も時間がかなりあった。

旅先で恐山や酸ヶ湯(すかゆ)温泉などを勧められたが、なかなか遠くやはり雪道が怖かった。
なぜか「雪道は北海道に入ってからにしてくれ」みたいな意味のわからないビビり方をしている。。

結局余った時間に車の日常点検、室内の整理、ちょっとした防寒モノを買って、北海道の旅のルートを色々考えていた。
気付けば全然写真を撮っていなかったので、今日はデリカプリンスホテルのロイヤルスウィートルームの公開!


夜になって時間が近づいて来たので八戸港に向かった。

受付を済ましフェリーに乗り込む。
いよいよ地元北海道に帰国だ!


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


#マヤ
『ついに北海道に帰るんだね!
日本一周って、言うのは簡単だけど、実際やるのはほんと大変なんだろうね。
でもひとつのことちゃんとやりとげられるなんてすごいよ。
写真よろしくね。
中標津にきたらぜひ養老牛温泉へ行ってみて!』

#yukko
『あれだけ悩んでいたけど決めたんだね→北海道一周!
それでこそ日本一周制覇だ★
運転気を付けて無事に愛しい地元に帰ってねー。』

#ロッピー
『のりさんひさしぶり~!!!
明日には北海道上陸ですか~~~!
早いですね~~北海道は今日いっぱい雪降りやしたよ~~!!!
熊と一緒に冬眠せずに安全運転で帰ってきてくださいね~!!!』

#tomokoyu
『とうとう北海道だね!
こっちはやっと雪が積もりました。
安全運転で気をつけてね!』

■マヤへ
養老牛温泉もちろん行くつもりでしたよ!
中標津にはもう15回以上行ってるんだけど未だにバァチャン家がドコにあるかわからなくて。
わからない事があったら聞くんでヨロシク。
写真OK!ついでに開陽台の写真も送るかい?
…見慣れてますよね。

■yukkoへ
北海道はやっぱりデカいからそぉ簡単に周れないからね。
ついでにみたいなね!必ず帰って見せますよ!

■ロッピーへ
熊と一緒に帰って来てって聞こえるよ?
帰ってやるさ!襲われたら巴投げだよね!

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2005-12-12 北海道十勝

83日目
晴れ-1℃~-12℃

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朝、目覚めると苫小牧市の工業地帯が見えた。
石油コンビナート、通称キラキラ海岸も。
帰って来た。。。地元北海道に。

札幌~室蘭を結ぶ国道36号線「サブロク」を走る。
このルート36を1時間ほど北上すれば我が家へ。
青い看板の道しるべには北側に「札幌」と言う文字。。。それを見ながら東へと進路を変えた。

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苫小牧市を離れるとすぐに何もない景色へと変わる。
1本の道だけが延び、空はとても広い。
市町村の境目には町名だけじゃなく、その地にちなんだ絵が描かれるカントリーサイン。
間違いなくここは北海道。

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十勝方面に行くには日高山脈を越えなければ行けない。
3つの方法があった。

1つは日勝峠。主要道路だが標高が高く、山の天気は変わりやすい。
悪天候にでもなれば視界が遮られる。

2つ目はえりも岬方面にある浦河町と南十勝を結ぶ天馬街道。
ここは1度も通った事がない。
多分峠道。

3つ目はひたすら海岸沿い。
1度、ガキの頃からの友達PMAとえりも岬経由で帯広市に行った事があり、えりも岬からの海岸沿いの道。
道路を作るのに金を敷詰めるほどのお金がかかったと言われる黄金道路は波が道路にまで入って来て物凄い強風にあおられながら走り、メチャクチャ怖かった覚えがある。

ここだけは走りたくなかったので結局1番知っている日勝峠を走る事に。


平取町まで海岸沿いを走る。
日高町に向かい見覚えのあるガソリンスタンドとセイコーマートのみの交差点。
いよいよ日勝峠へ突入。

きっと俺を出迎えてくれたのだろう(←自信過剰?)
日勝峠の天気は晴れ。
道路もしっかり除雪されていて普通に走れた。

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峠の山頂に着くと壮大な十勝平野が広がっていた。
こんなスケールのデカい景色をどうして今まで何も感じなかったのだろう。
峠の下りも切り抜けた。
ここさえ抜ければある程度山道を避けて周れる。


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8年ぶりの帯広市へ。
何も変わっていなかった。
懐かしい気分もあり、駅周辺を歩いてみた。

1143アーケード街の広小路。
ここに1つだけ記憶にあった店がROYCEに変わっていた。
生チョコレートを食べたかったが北海道にいればいつでも食べれる。
ROYCEは札幌だが帯広は数々の北海道銘菓も生み出している。
六花亭も帯広。
本店でバターサンドを購入。


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牛肉の輸入が制限され、全国的に広まった豚丼。
これも帯広発祥。
8年前と同じ店で食べると今やどこでも食べられる豚丼とは違いホントに美味しかった。


その後南へ下る。
19年前まで帯広駅から旧国鉄広尾線が走っていた。
その間には愛国駅、幸福駅があり、数十年前「愛の国から幸福へ」と、ブームになったらしい。
残念ながら廃線となったが今尚訪れる人が多く幸福駅は駅舎も残っている。

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行ってみると観光客が沢山いた。
よくわからない言葉を話していたので聞いてみると中国語だった。
海外からも来てるなんて。。
その後、十勝平野を走り周る事に。

両サイド農業地帯が広がり、果てしなく続く真っ直ぐな道。やっとカーブを曲がったと思えばまた真っ直ぐ。
やはりこの景色は道外にはない。
石狩平野でも少ししか観られない。
十勝こそ北海道の大地を感じる事が出来る場所では…。

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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#saori
『北海道はもうこんなに積もってるんですね☆すご~ぃ!!
雪でいっぱい遊べるねっヾ(〃∀〃*)
‥生チョコずるぃずるぃ~食べたぃょ~(≡ε≡*)(笑』

#cra-cy.g
『お~、北海道上陸かぁ。おめでとう!
冬道は危険だから運転は充分きおつけてね☆
あと、たんたかたん(俺も漢字忘れた..)買って待ってるからなぁ~』

■saoriへ
生チョコいいだろう~!美味しいんだぞぉ!
って買ってないんだけどね。
北海道の雪はさらさらしていて暖かくなってからじゃないと雪だるまとか作れないんだよ!
(頑張れば何とかなるけど…)パウダースノーってヤツね!

■cra-cy.gへ
帰って来ましたぜ~北海道!
ってどんどん地元から離れてマスけど…。
cra-cy.gの好きな焼酎って何だっけ?芋?米?麦?
何回も聞いたハズなのに忘れちまった。
俺シソ焼酎気に入ったね!

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2005-12-13 北海道釧路

84日目
雪-3℃~-10℃

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中札内村から今日第1の目的地、豊頃町のハルニレの木を見に国道を使わずにショートカットを試みた。
しかし想像以上の農業地帯はそんな甘いものではなかった。

何度か信号のない交差点を曲がるもののひらすら直線道路を走り続けいつまで経っても抜け出せない。
軽く50kmくらい走ってから道を間違っている事に気づき、結局近道を考えずにとにかく国道に出られるように向かい、そしてまた直線道路。。。

ライトをつけた対向車が現れてお互いノンストップで走り続けているのにすれ違うまで何分もかかる。
家と家の間が500mは離れ周りはハンパない広さの畑。
そんな景色が遥か遠くまで見える。
長年北海道で暮らしてる俺でも驚くスケールだった。

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それより早く主要道路に出たい。
車の燃料が…。
ホント少しでも減ったらすぐに補給しないと危険。
北海道の広さを甘く見すぎだ。道民失格。。。


11541156ようやく国道に出ると店が点々と建ちガソリンスタンドも。
満タンにしてハルニレの木を見に行った。
何度か写真で見た事があり1度見てみたかった木で、大草原にポツリと立つ木と言うイメージだったがそんなに広い所でもなかった。
冬だったのもあり緑のある頃に見たらまた違う感じで見られるかも知れない。

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その後釧路市へ。
6~7年ぶり。
途中雪が少ない所があったが釧路市に入るとしっかり大雪。
TVの天気予報で必ずと言っていいほど映るフィッシャーマンズワーフMOOへ行ってみた。
ショッピングセンターかと思っていたが市場だった。
平日のためか少し活気がない。

魚介類を炭火で焼く炉端焼きは釧路が発祥らしく炉端焼きの店が市内に沢山あった。
これまた美味いんだろうなぁと思いながら、まだ味わう時間でもないので諦める。


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日本最大の湿原、釧路湿原を見に行った。
最大幅25km、奥行き36kmにも及ぶ湿原は大自然を感じる事が出来る場所だろう。
あいにく天気が悪く遠くの方まで見えなかった。
ここは一時は絶滅の危機にあったタンチョウヅルを湿原と共に保護され他にも数々の生物が生息している。
タンチョウを見たかったが天気が悪く寒いだけで見られる気がしなかったのでそのまま移動。


途中休憩を取りたかったが町と町がとてつもなく離れていて、いつまで走っても店1つ現れない。

ようやく弟子屈(てしかが)町の中心部に辿り着いた。
かなりお腹がすいていたのでポツリとあったセイコーマートで食料調達。

これ以上の移動は控え今日はここまで。
摩周温泉に行きたかったがドコにあるかわからず、摩周駅(旧弟子屈駅)の観光案内所で聞き温泉に入った。
暖まったとは言え天気は猛吹雪。

明日晴れてくれないと摩周湖が見れない。
あまりに眠かったので18時頃に有り得ない程の厚着をして就寝。


結局夜中に起き出し未だに雪が降り積もっていた。
車の外に出ると軽く10cmは降っただろう。
北海道に入ってからは歩く度に足がびしょびしょ。
長靴でも買おうかな。

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#cranky-m
『釧路吹雪って夕方見たからヤバイんじゃないかなって思ってたよ。
たまには当たるんだ(笑)
俺も前に話したけどある意味1周してるからね!
でも小学生の頃だからある程度記憶に残ってるけど感動と言うモノは残念ながら残ってない。
今なら感動しっぱなしだろうけど。
この広い大地やっぱスゲェよ。
スケールが違う。
運転大変でしょ?冗談抜きで車じゃ寒くて凍死しちゃうぞ!!
そんなニュース観たくねぇぞ!
防寒しっかりしなさいよ!マジ有り得ない位厚着でも何でもいいからさ。ggyは芋だよ。
俺も普段境月だけど1番はシソだね。
じゃあ戻ったらシソ焼酎で乾杯しような!!』

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2005-12-14 北海道根室1

85日目
晴れ

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朝、起きて車から外へ出ようとするとドアが凍ってなかなか開かない。
そうとう冷え込んだみたい。。
まだ微妙な天気だったが移動開始。

俺のバァチャンの家は根室地方の中標津町にあり親父もその町で育った。
少なくとも俺が高校生の頃まで毎年夏に里帰りをしていたので、道東の観光名所はほとんどの場所へ行った事がある。
もちろんガキの頃で記憶が薄い。

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釧路地方の北部にはマリモで有名な阿寒湖、レジャーを楽しめる屈斜路(くっしゃろ)湖、そして摩周湖の3の湖がある。
この辺りは北海道の先住民アイヌ民族が多く生活していて沢山の文化や伝説も残されている。
阿寒湖畔にはアイヌ民族の集落、アイヌコタンがあり行きたかったが冬なので摩周湖1つに絞った。

摩周湖は水面の透明度が世界一。

「霧の摩周湖」とも言われ、ガラスのような透き通った湖はそう簡単に眺められない。
まさに神秘の湖。


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冬場は霧がかかる事が少ないらしく曇り空だったが何とか眺められ、湖の中央にあるカムイッシュ島も見れた。
さすがに写真にはキレイに写せなかった。
土産屋を覗いてしばらくしてからまた湖を見ると霧がかかっていた。
小学生の頃に来た時と同じパターン。


その後8年前に自分の車で行った以来の中標津町へ。
天気は一転し晴れ。

弟子屈町から東側はホルスタイン牛の牧場が続く酪農地帯。

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広い広い大雪原を1本の道で駆け抜ける。
進むべき道の向こうには地平線。

この景色をしっかり目に焼付けようと思い路肩に車を停めようとすると…


落ちた。。
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道の途中に1台分のスペースがあったと思いきや、そこは除雪車が雪を捨てた場所で歩道でも何でもなかった。
車は思いっきり傾き全く身動きが出来なくなった。
困り果てていると、たまたま通りがかったダンプカーに乗ったおじさんに助けてもらったが、牽引ロープを持っていなかった事にこっぴどく叱られた。
準備の悪さは御最も。。。

ありがとうございました…。


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その後も懲りずに車を停めては景色を眺め養老牛温泉へ。
ここも来た事があるハズなのに思い出せない。
浴場に入ると何となく思い出し「昔この浴槽で泳いだなぁ…」
どうしようもない記憶がよみがえる。。。


それからまた走り出しとても見覚えのある町並みが現れた。
中標津の中心市街地だった。
そりゃあ見覚えあるだろうと思いながらも1度通り過ぎ開陽台へ。


小高い丘の上にある展望台でここに向かう間の道もひたすら真っ直ぐ。
展望台に着くと駐車場までは除雪されていたが、その後に続く階段は雪が降り積もったままだった。
どうやら中標津も昨日は大雪に見舞われたようだ。

どうしても上まで行きたかったので深ければ腰まで埋まってしまう雪の中をひたすら登った。
もちろんスニーカーで。
足冷てぇー!
とにかくガマンして登った。

開陽台は中標津に来ると必ず来ているのだが、やはり今回が1番感動した。
北側には山々が連なっていて、それ以外は見渡す限りのスカイライン。

視界330度。
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ここにはキャンプ場もある(さすがに冬場は使われてないけど)。
途中何度かバイクや自転車で旅をしている人の話を聞いたが、彼らにとって北海道を周るのは基本らしい。
そしてこの開陽台はライダー達の聖地とも言えるべき場所。

ここから見る眺めは本当にちっぽけな俺でもこの大北海道にちゃんと存在しているんだ!
と言った気分になる。


それからバァチャン家へ。
11才下のいとこにも会った。
現在高校1年生で成長ップリにびっくり!
身長も抜かれていた。

そして夕食はジンギスカン!
待ってましたぁー!旅の間とても恋しかった…。
なまらウマい!


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#tomokoyu
『道産子ならジンギスカンは最低でも月1で食べないと!
最近ぐんと気温が下がって寒いからあたたかいかっこして風邪気をつけて。
ちなみにうちの母の実家は猿払村です。貝柱が有名だよ!』

■tomokoyuへ
猿払村だね。道北方面はあまりわからないからよかったよ。ありがとう。
外は本気で寒いけどやっぱり北海道の家って暖かいね!
久々に薄着で過ごしたよ。

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2005-12-15 北海道根室2

86日目
晴れ-3℃~-5℃

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今日の目的地は日本最東端、納沙布岬。
バァチャンに弁当を作ってもらい根室市へ。
ちょうど車に搭載しているネットワークウォークマンからMR.BIGのベストが流れだし、さわやかな曲と広大な景色がピッタリ合う(勝手な意見)。


根室市に着くと天気は良いものの風がとても強かった。
市街地はなかなか小さくて中標津町の方が栄えているような感じがする。

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根室市と言えば花咲ガニだけあってカニの直売所が沢山あった。
花咲灯台の所にある車石を見に行った。

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ここも来た事があるが子供の頃で何年前かさっぱり思い出せない。
車石が根室市にあったと言う事を知ったのも、つい2~3年前。
ここも駐車場から先は除雪がされていない。

やはり冬に北海道を周ろうなんて間違いなのだろうか…。
結局昨日同様雪の中を歩いて行った。


それから更に東へ。
納沙布岬へ進む途中、大草原が広がりはっきりとした地平線が一直線に伸びていた。

水平線は島国日本ならちょっと海に行けばどこでも見れる。
しかし地平線はどんなに平野が広くても建物が建っていたり、遠くには山があったりで、見る事が出来るのは日本ではたぶん北海道東部だけではないだろうか。


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そして納沙布岬に辿り着くとなかなかの絶壁の上に建つ大きな灯台がとても絵になる。
海の向こうには歯舞諸島と国後島が見えた。
この辺りは数多くの「返せ!北方領土」と書かれた看板があり、強く要求している。
ふるさとに帰れないままの人も多数いる。

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納沙布岬周辺には四島のかけ橋と言う巨大なモニュメントや平和の塔、北方領土をよく知る事が出来る所があり、初めてではないが色々見てまわった。
返還されたら日本の最北、最東端の位置も変わる。間違いなく足を踏み入れに行くだろう。

その後も移動して違う所に行って見たかったが、さすが日本一早く日が昇る場所。
日が暮れるのも早い。
真っ直ぐバァチャン家まで帰った。


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#cra-cy.g
『そう、俺は芋焼酎が好きっす☆
だから、もし日本一周するなら、確実に九州に長居するだろうなぁ~
旅もあと少しだけど、最後まで運転とからだにはきおつけてなぁ~
GOALはもうすぐだぞ!』

■cra-cy.gへ
芋焼酎も飲めますよ。
もうありったけの焼酎買占めようぜぃ!
そして俺はビールを飲む(笑。

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2005-12-16 北海道網走

87日目
晴れのち雪

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昨夜はバァチャン家の敷地内に3~4年前に建てたおばさんの家に泊まった。

いとこはどうやら高校球児らしく、甲子園出場経験のある高校で1年生にしてエース。
そんないとこの部屋を見るとなぜか音楽一色。
ギター、ベース、ドラムのセットまであり高校時代の俺の部屋そっくり。
ドラムがきれいだったので持って帰りたかった(今更叩けないけど)。。。

朝、バァチャンがさすがと言えるほど防寒の方々を教えてくれて色んなものを用意してくれた。
なんとか凍死はしないで済みそう。


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みんなに見送ってもらい北上開始。
中標津町の北側には標津岳があり大きく回って北上するしかない。
標津町に出て根北峠を抜けた。

雪道の感覚も取り戻し天気もよかったので普通に乗り越えた。
世界遺産の知床はパスした。
冬の間は通行止めの道もありガキの頃に行った事のある観光スポットもこの時期は限られる。
それにここは自然遺産で短時間で点々と周ったくらいで何かを感じられる気がしない。
いつか夏場にゆっくりと時間をかけて知床に行こうと思う。


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知床半島の付け根に位置する斜里町から眺めると半島のほとんどが険しい山々が連なっていた。
半島の途中までしか道路が無いのもわかる気がする。
記憶によれば知床岬を見るには遊覧船に乗って見に行くハズ。
当時の俺はウミネコに餌をあげるので夢中だった。


オホーツク海に面した道路を走ると線路も並列して走っていて、ちょうど電車が通りかかった。
関東周辺を走る15両の長い電車に対して、こちらはたったの1両。
多分本数もかなり少ないだろう。

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5年ぶりの網走市へ。
以前は当時よく遊んでいた後輩2人に夜突然「ノリちゃんドライブ行くよ~!」って誘われ、俺は車の中で爆睡し起きた時は遥か遠い網走だった。

後輩達はただ単に流氷を見たかっただけ。
海が凍るのは北極、南極、そしてこのオホーツク海だけらしい。
流氷の季節はまだ早かったので網走監獄の博物館を見に行った。


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昔は2度と生きて帰れないと言われた刑務所をそのまま復元された所で、ここも子供の頃に来た事がある。
人形によって監獄の様子を再現された博物館は子供の頃の俺にはかなり怖かった。

博物館内はインパクトが強かったので結構覚えていた。
囚人達の暮らしの他に北海道開拓の時代も知る事が出来る。

歴史の背景には囚人が大きく関わっていてあまりにも過酷な労働をさせられ、アイヌ人までもが被害を受けていると言った、決して良いものではない。

今回の旅で各地の歴史を勉強し、俺が何となく覚えて来たことは間違いだらけだったが、地元の歴史だけはよく聞いていたので思い出したと言う感じだった。
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博物館を見終わって午後3時過ぎ。
すでに日が暮れ始める。

本気で早すぎる。
天気も1転して悪くなったがいくら何でも早すぎるため少しだけ暗い中移動した。
出来れば夜は景色も見れないし危険なので運転したくない。
明日の予報は吹雪なので気を付けなければ。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#cranky-m
『冬の北海道なめたらいかんよ。
名古屋に行って忘れちゃったか?(笑)
いとこは高校球児かぁ。いいな!
俺も順調に行けばプロになってたはずなのに…
でもやっぱ音楽最高っしょ!!
第2のcra-cy目指して頑張れ(笑)
写真では網走は雪少ないみたいだな。
でも一気にドカッて降るからね。嫌だわ。
予定延ばしてでも危険な時は移動やめた方いいぞ!!
鍛高譚買って待ってるのにやっぱノリはビールですかぁ!
鏡月4Lも買って、芋呑んで焼酎祭りじゃ!!!また朝まで呑むぞぉぉ!』

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2005-12-17 北海道宗谷

88日目
曇りのち雪-4℃~-7℃

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網走市から稚内市の間は唯一走った事もない地域。
と言うより道北は稚内市くらいしか言った事が無い。
サロマ湖付近にはサンゴ草があり秋には紅葉して一面赤く染まると聞いたので、どんな草なのか探し周ったり(結局わからなかったけど)、朝日を眺めたりしてから移動を始めた。

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オホーツクラインを駆け上がり紋別市へ。
港にタワーがあり、高さはあまりないのだがこのタワーは海面下まで続いていて天然の水族館になっている。
冬はクリオネが見られるそうなので見たかったが、かなり開館時間前だったので更に北上。
ひたすら海岸沿いで流氷があればまた違う景色なんだろう。


稚内市の手前、猿払村に行くとさすがホタテの名産地。
色んな形でホタテが売られていた。
貝柱と言うと乾燥させた硬いモノだがソフト貝柱と言うホタテそのものといった珍味が売っていたので購入し、稚内市へ。
そして日本最北端の地、宗谷岬に辿り着いた。


出発当初は自分でも東西南北端全てに行くとは思ってもいなかった。
57日前の日本最西端、与那国島西崎以来2回目の折り返し地点。
GOALまであと少し!

以前来た時はなかなか賑わっていたが、さすがに冬の北海道には旅人がいない。
誰もいないのは良いけれど宗谷岬周辺には沢山土産屋やレストランがあるのに全て閉まっていた。
いくら何でも1軒くらいは営業していないと完全にサビれた町に見えてしまう。
冬にだって宗谷岬に来る人はいるはず(俺も含めて)。
そして記念になるものだってほしいのに。

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稚内市の中心部に行きお腹も空いて来た。
北海道と言えば何と言っても海の幸。
海鮮丼を食べた。
10種類くらいのネタがご飯の上にてんこ盛り。
カニの足が入った味噌汁もなかなか美味しかった。


外に出ると天気は大荒れ。
それよりもとにかく寒い。
今日は車中泊をやめた。

沖縄のドミトリーハウスと言う素泊まり宿のように北海道にはライダーハウスがある。
ライダーハウスと言ってもバイク乗り専用と言うワケでもないがメインはやはりライダーで、この季節にはライダーがいないので冬期間営業している宿は少ない。

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宿によって違うだろうが俺が泊まった宿は1泊600円。
かなり古い宿だったが壁1面に写真や泊まった人のメッセージがづらりと貼られていた。

大坂、熊本から来た2人が泊まっていた。
と言うより住み着いているようだ。
旅人が来たのは1ヶ月ぶりらしい。

熊本の人が鍋をやろうと言い、買い出しに付き合った。
どうやらいつも料理をするらしくほとんど弁当は買わないらしい。


スーパーに入り買い物カゴを持った瞬間やたらと手際が良い。。

選ぶの早ぇー!
そして歩くの早ぇー!

あっと言う間に買い物終了。
鍋はかなりアウトドア的な形で沢山食べる事が出来た。

それよりこの宿はかなり寒い。
まだ車の中にいた方が暖かいような…。
しかし寒がっているのは俺だけ。
部屋全体を暖められない小さなストーブの前で凍えている俺に対し、2人はもちろん厚着をしているが平然としている。

そういえば愛知県で働いている時、休憩所の前にストーブがあってひたすらストーブから離れずに暖まっていたのは北海道出身の人だけだった。
このあたりはとても不思議な感じがする。


買い物から戻って2時間後、車の中にある荷物を取りに行くとすでに積雪約20cm。
明日は車が出せるか心配だ。

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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#cra-cy.g
『遂に東西南北制覇だね!おめでとう☆
そうそう、ビールもいいね!
では、まずはビールで乾杯だね!
んじゃ、もう少しだからガンバってね!待ってるよ~』

#cranky-m
『最北端&最南端の地に立った感じはどうだい?
これってすごい事だよね!!
こっちもかなり降り積もってるよ…
これから天気荒れるらしいから気を付けてよ。
今、除雪入ってるわ。
この季節俺のクロアリは進まないよぉ!
!寒さ厳しいけど、ノリが風邪ひいたって聞いた事ないから大丈夫かな(笑)
この旅も残り少しだね。最後まで気抜かないでガンバだぞ!!
そうそう、戻ったら鍋やるよん。楽しみに待ってっからぁ』

#saori
『最北端・最南端おめでとです♪
ゴールまであとちょっとだぁ☆゛
残りの旅の貴重な時間を大切にね(*^▽^*)』

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2005-12-18 北海道上川

89日目
雪時々曇り-2℃~-7℃

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朝起きて外を見るとさすがに雪が沢山つもっていた。
さっそく駐車場の除雪作業開始。

雪国の1日の始まりはまず除雪から。
しばらく北海道を離れていたのに平然と除雪をしている俺がいた。

その後出発の準備をしたあとに、紙にメッセージを書きライダーハウスの壁に貼り付け後にした。
宿にいた2人はまだしばらくいるらしい。
稚内は頑張れば行ける所なのでまた泊まりに行こうと思う。

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日本海側のオロロンラインを走り南下した。
この道もなかなかの直線道路。

7年前、deraの運転でcra-cy.gと3人で稚内に行った時にオロロンラインを走った時はスピードメーターフル回転。
180km/hでぶっちぎり。
リミッターカットをしていれば200km/h越えで走っていただろう。

まぁこれも昔の話。
今回はそんな爽快に走れる状態ではなかった。
もちろん雪道と言うのもあるが天気も悪く。
何しろ風が強い。
海岸沿いの道で風を遮るものもなく、降っている雪よりも地吹雪がひどかった。
そして風によってハンドルが取られる。

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旭川から北の内陸の地域はどぉ考えても今後行く気がしない。
もちろん今までも行った事がない。
と言う事で内陸に入った。


上川地方は極寒豪雪地帯。
ホントに寒い時には-30℃くらいになるらしい。
幌加内町では-41℃を記録している。
俺が暮らしていた石狩地方ではどんなに寒くても-10℃前後。
それ以下は経験した事がない。

一度で良いから見てみたい冬の現象が-20℃以下になると大気中の水蒸気が凍りだしてキラキラと輝くと言うダイアモンドダスト。
北海道を周ってる間に見たかったが今日は昨日ほど寒くはなかった。

この地域は寒いだけじゃない。
内陸に入れば入るほど雪が多くなる。
天気は相変わらず悪く雪が多い分地吹雪が強くなって来た。

まるで映画のホワイトアウト。
あまりの視界不良で雪山に突っ込んだ車がいた。
1度は通り過ぎてしまったが根室地方に向かう途中に助けてもらった事もあり引き換えした。
どうやらJAFを呼んだ後らしく大丈夫らしい。。。俺も気を付けなきゃ。


北海道で一番人口が少ない音威子府(おといねっぷ)村に立ち寄った。
この村は年々人口が減り1000人を切るのも秒読み。
確かに便利な街の方が良いのは正直な気持ちだが過疎化を止める方々は無いのだろうか。
音威子府村は北海道の名が生まれた場所。
ちゃんと駅もありコンビニもあった。

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北海道第2の都市旭川市に着くと少しだけ光が射した。
しかしわずかな間で雪が降りだす。
旭川は通り過ぎた事しかなく、ちゃんと来たのは初めて。
そして久々に交通量の多い所に来た。

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駅前に札幌の大通り公園を小さくしたような買物公園と言う通りがあり、そこに面して百貨店が並ぶ。
決して所狭しと言った感じではない。
憩いの場を持ちながら楽しく買物ができると言った、とても良い所だった。
歩き続けてかなり寒い。

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そんな時には旭川ラーメン!
(ほとんど食べた事無いけど)醤油味のイメージがあり醤油ラーメンを頼んだがとてもこってりとした味で凄く美味しかった。


でもそろそろ札幌の味噌ラーメンが食べたい。
早く帰って地元のみんなに会いたい。

その反面この旅も最後になるんだなぁと言った気持ちで、今は凄く色んな気持ちでいっぱい。
またライダーハウスに泊まったり、旭川には数人知り合いがいて会おうとも思ったが今日は1人でいたかった(いつも1人だけど)。
明日は考えてみれば行った事のなかった美瑛、富良野を見て3ヶ月前のスタート地点へ!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#dera
『素晴らしい日記ばかり!
三人で稚内に行ったよね。凄く懐かしいよ!
今日組合の関係で、北陸にある敦賀へ「日本海魚街ツアー」という年末買い出しツアーなんだけど、観光バスを使い日帰りで参加してきたよ。
ツアーも楽しんだけど、北海道並に凄い雪だった!
ここ最近猛寒波で北海道も半端じゃなく寒くなっていると思うから身体に気をつけていい旅をしてゴールしてね!』

#cranky-m
『ある意味伝説のオロロンラインだよ。
あの写真にはビックリ!!マジ、メーター振り切ってたからぁ!!
各地の名産、美味いモノ食べてもやっぱ長い間慣れ親しんだ地元っていいもんだべ?
俺はこの街に生まれ住んで27年だから他も経験したいけど…
でもきっとどこかでこの街が好きなのかも(笑)
そうそう旭川にMチャン居るよ。
知ってるよね?
まぁ年末こっち帰って来るけどね。
ノリの気持ち解る。
確かにこの日本1周楽しい事も、辛い事も言い表せない位の事、経験してない俺達には解らない思い、いっぱいあるよね。
今日は1人でこの旅を振り返ったり、これからの事考えたり色々ノリの胸の中に熱いモノ「何か」があるんだよね。
その答えはノリだけが知る。
誰も口出し出来る事でもない。
そりゃ俺達仲間だもん!!CRANKYだもん!!
話聞いたり相談乗ったりするさ。
でも最後の決断は自分だから。
この旅で俺が経験出来ないこといっぱい経験してスゲエ男に成長してるお前が羨ましい!
俺なんてノリに比べたらちっちゃな男だよ(笑)
明日戻って来る事、嘘、偽りなく本当に、本当に待ってるよ!!
ノリが無事戻って来る事が俺は1番の土産だから。
この日記読み返してみたよ。
ノリの旅日記なのに俺くらいだよね。
馬鹿みたく長々と書き込んでるの。
マジ申し訳ない。今更遅いが反省です。
だが今日もかなりクドイくらいメッセージ書いてる俺がいる。
でも解って欲しい!俺の熱い思い。
「MY ENDLESS TRIP」読み返してみて27歳にして恥ずかしながら何だか涙が出てきたよ。
自分でもその理由は解らない。
たとえこの旅が終わろうとも人生という旅は一生だから!!
「MY ENDLESS TRIP」明日で最後になっちゃうんだろうか…』

#cra-cy.g
『お~♪オロロンライン懐かしいなぁ。
あの狭い道で、よくあんなスピードだす気になったよな~
今なら絶対無理!
あの頃は三人で色々遠出したよね、楽しかったなぁ
いや~しかし、旅もあと少しだね!
なんだか感動だよ!
俺も、この日記に色々大切なものをもらったよ☆ありがとう!
帰って来たら、またCRA-CYやるかぁ~曲はたくさん作ってあるからさ!
んじゃ、もう少しだから最後まで旅を満喫してね!』

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2005-12-19 LAST but START TODAY!!

【最終日】90日目
雪のち曇り-1℃~-8℃

■美瑛・富良野

北海道に来た事がない人が北海道をイメージする景観は間違いなくこの辺りだろう。
北海道は想像以上にデカく色んな所があるが、やはり大自然がほとんどで美瑛や富良野は「らしさ」があり、とても美しい景色だ。
…とか言いつつこの辺りは観光した事がない。


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まずは美瑛の丘へ。
今日も相変わらず天気が悪かった。
やはりこの辺りは夏に来た方が良いだろう。
セブンスターの木やケンとメリーの木などCMでタイアップされた所もあり、車を走らせるだけでも壮大な景色が広がっていた。
それから富良野へラベンダー畑のみならず色とりどりの花畑が広がる…らしい。

ラベンダー畑は1度も見た事がない。
いつ咲くのかもわからない。
でもやはり見てみたい。
もちろん今は大雪原。

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なのでドラマ「北の国から」のロケ地巡りをする事に。
与那国のDrコトーといい、決してあの俳優のファンなワケじゃないのであしからず。たまたまです。
しかし冬期間は見れない場所が多く、資料館があったので言ってみた。
やはりほとんどドラマを見たことがなかったのでわからなかった。
この辺りはドラマを見てから夏に出直しだ。

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■最終目的地・札幌
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滝川市に向かい、旭川と札幌を結ぶ国道12号線に出た。
これで少なくとも国道1号線から13号線まで走った事になる。

滝川市から美唄市の間は29.2kmの日本一の直線道路。
と言っても道路沿いにはチョロチョロと町が並び信号も沢山あるので、オロロンラインや道東のミルクロードのように壮大な景色を見ながら駆け抜ける感じではない。
この道をたどって行けば札幌市。

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意味もなく道の駅などに立ち寄ったり、よくわからないけどゆっくりゆっくりと走った。
今更何かを考えても仕方ない。ゴールするのみ。


日本一周まであと65km。


その辺りからはひたすら走り、ついに札幌市入り。
そしてスタート地点でもあった札幌駅に午後10時40分到着。


本当にいつ見ても綺麗な街だ。
これは旅の間に出会った人で札幌に行った事がある人皆が言う。
俺も大都市なのに綺麗な所が好き。
この街の近くで育つ事が出来て良かったと思う。
そしてしばらく駅で座り込んでいた。

本当にゴール出来たんだ。

長かった。マジで長かった。。。


たった1度の人生のたった1年の中の3ヶ月。
普段の生活ではあまりにも一瞬で過ぎ去っていくものだが、旅をしていた間の3ヶ月。。


それは色んな発見があり、出来事があり、出会いがあり、何年も何年も時が流れたかのように、本当に長い3ヶ月だった。。。
そしてこの経験は一生の宝物だ。

色んな可能性を持たせてくれた親、ずっと見守ってくれた友達に感謝。
日記を読んでくれた全ての人、道中で出会った全ての人、本当にありがとう。


もちろん俺の旅は終わったワケではない。
マラソンコースのフィールドを走り始めた所にすぎない。

どんなに小さな事でも1歩足を踏み出せば、それは旅の始まりで、旅に大小はないと思う。
悔いのないムダのないこれからの人生のために、今日…新たな旅へSTARTをするつもりです!!

■旅の日数
90日

■旅の走行距離
道路13089.5km+航路2606.5km+空路647km

■旅で出会った人
86人

■旅の費用
617,406円

■旅の思い出
Priceless(笑


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

#cranky-m
『おかえり!!そして終わりなき新たな旅へGo!!』

#cra-cy.g
『おかえり~☆何故か俺も心地よい達成感を感じているよ!
ノリのおかげで俺もステキな旅が出来たよ。
今度は、新しく人生の旅路を歩もうな!!』

#ロッピー
『お疲れ様~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつか旅の話し聞かせてくださいね!』

#dera
『おめでとう!そしておかえり!
いい経験しましたね!
北陸にある滑川で会った時はまだ旅のスタートにしかすぎなかったけど、静岡で再会した時は旅も終盤に差し掛かり、ノリさんの顔もいっそう引き締まってカッコヨカッタよ!
旅の土産話がすごく楽しかった!
本当に日本一周ご苦労様!
そしてクロヨンに絶対に行こうね!待っているよ!』

#サンダース
『おつかさま。ゴールおめでとう!
やっぱりお前はカッコいいね。
こういうのやろうとするのもすごいし、やっちゃたのもすごいね。
でも一番すごいなって思ったのは日記見た人を感動させた事。
俺も元気もらった!
ノリは最高だね。
俺も来年は北海道だ。みんなででっかい夢かかげて頑張ろう。
ありがとうね!!』

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